幸せの国☆ブータンを訪ねて 〜 ブータン観光 Day4 聖地タクツァン僧院へ 〜
〜・ 幸せの国ブータン旅行記 全8編 ・〜
#1 ブータン観光 Day1 ティンプー(Thimphu)
#2 ブータン観光 Day2 ブルーポピーと出会う
#3 ブータン観光 Day3 ハの街散策とリアルブータンを見る
#4 ブータン観光 Day4 聖地タクツァン僧院へ
#5 番外編 ブータンの食べ物
#6 番外編 ブータンの自然
#7 番外編 ブータン人と暮らし
#8 番外編 旅仲間
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いよいよ、この旅の目玉の一つ、聖地タクツァン僧院(Taktshang Goemba)へ✨😍✨
「タクツァン」とは、「虎の巣」という意味で、チベット仏教を伝えたというグルリンポチェが、虎の背中にのってやってきて瞑想をしたといわれる信仰の聖地で、標高約3,100mの断崖絶壁に建つ寺院です。登山口は、標高約2,700mで、標高差400mを約2時間程度の時間をかけて登っていきます。
登山口には、富士山とかにもあるような木製の杖も売っていますが、
こんな感じで、4本足の杖・・・ではなくて、馬やロバも待っています 😛
連れて行ってくれるのは、第一展望台までですが、最初から結構な坂が続くので、山道に慣れてない方は、迷わず利用されることをお勧めします😉
休憩中の馬たちの頭上高くにそびえ立つ岩壁にあるのは、目的地のタクツァン僧院。
目の前にしても、まだ、実感がわきません\(^o^)/
登山道は、最初から坂道が続き、酸素も薄いので本気で息切れします😲
登山道の入り口から、15分も登らないところからの眺め。
もうここでいっかー!/(^o^)\とも思いかねない・・・(アッ!
気を取り直して、前へ。いや、上へ。
上から降りてきた馬タクシーの人に、すれ違いざまに、その黒い瞳の奥から「乗ってくかい?👯」と誘惑されそうになったり、
お菓子目当てでずっとついてくる涼しい顔をしたお犬様に
時々、バカにした目で見上げられたり、、、
その辺で寝ているお犬様の顔も、どこか余裕・・・😳
・・・いやぁ、確実に、キミは喧嘩を売ってますね(#^ω^)
その道のりは、想像以上に険しく、息絶え絶えだったけれど、
「自分のペースでいいからねー♨🍵🍡」という声にパワーを貰い、
きれいな空気と景色でお腹いっぱい胸いっぱいになりながら、
坂道を前へ前へ進み続けます。
(もくもくと登り続けたので、写真が少ない😅)
山の中のところどころに、5色のタルチョがかけられています。
風になびくタルチョと太陽✨
街があんな遠くに・・(・・;)
アーッ!見えた!!
・・・けど、けっこうまだある💦
岩場の隙間に置かれたミニチュアの仏塔(チョルテン)。
第二展望台手前の小さな展望場所。なんだか素敵だったのでパシャリ。
どこへ続く道なのか・・。
不思議と、進んでみようと気にさせない場所(推定標高3,000m)
うおぉおおおお壮大!✨ (体力的にアドレナリン全開なぅ😁
そして、ついに第二展望台に到着!!!٩(♡ε♡ )۶
目の前にこんなに大きく見えているってことは!?
まさかの、後少し登ればいいのかっ???
・・というのは甘い?砂糖以上に甘いではないかっ!!
と、視線を左下に移した私は、その光景が信じられず、そっと目を背けたのでした。。
急な坂が・・下り坂が・・・そこにはありました。
あまりの衝撃の光景に、写真を撮るのを忘れました。。
もう、ここまで来たら、行くしか無い!
遥々日本から大枚はたいて来たのに!
そして、そこからは、階段を「よっこらしょ!どっこいせ!👴」と気合をいれながら進むのでした。
中間付近に、こんな滝もありました。お水がものすごく綺麗でした。
しかし、なんで、あんな絶壁に建物を??😱
滝の前から見上げた、タクツァン僧院。
まぁまぁ、見上げている・・😨
第二展望台から吊橋とかかけてくれたらいいのに・・。
途中の僧院方面。見えている建物は僧院ではありません 😅
これは逆側。つまり来た道。
半分より上のほうの小さい建物が第二展望台付近。。ウーン、、人間が米粒・・・。
ようやく僧院に到着・・が、写真を撮るのを忘れていた・・・。
タクツァン僧院は、お賽銭のお金だけ持って、荷物という荷物は全て、iPhoneも、入り口の近くに置いて入ります。荷物は、サンゲイのお友達のガイドさんが見ていてくださいました。
中は3階建てのような感じで、一部の壁が岩肌に一面絵が描かれている部屋もあります。うす暗いですが、きれいに手が行き届いていて、清らかな風と光が窓から差込み、静けさが体に染み込むようです。
観光地としてだけではなく、今でもブータン最大の聖地なので、ひざまずいてお祈りされる方もいれば、瞑想される方もいます。そういった方々を邪魔しないように、静かに見学させていただきます。
親孝行度合いを図る、小さな窪みのある大きな岩があって、
2mくらい手前から、目をつぶって、親指を立てて腕を前にだす格好で、
そのまま前進して、親指のついたところが、窪みの近ければ近いほど親孝行、
みんな、そこそこ、親孝行者でした😉
さて、寺院でゆっくり過ごして、体力も回復したところで、帰宅の途へ。
もちろん、険しい岩壁に経つこの寺院に続く道は一つ。
行きに通ってきた、急な坂を下って登ります。。
日が暮れてしまわないうちに、降りなければ。
相変わらず、余裕そうなお犬様。
ここまで人を乗せてきたのか、ロバがポツンと停留中。
行きには気が付かなかった木々の間から見えるタクツァン僧院を眺めたり、時々現れるスロープのような下り坂を滑らないように歩いたり。
どうやって吊るしたんだか💦というタルチョを見上げてみたり。
第二展望台付近で遭遇した、かわいい子犬たち♡ めっちゃ喧嘩してたけど 😛
ランチは、第二展望台にあるレストランでブッフェ形式でいただきました🍴🐷✨
どーせ、山小屋のごはんでしょ〜?・・と思われているそこの貴方!
うまいんです。どれもこれも。まーじで!
特に、太陽の下、山道を登ってきた体には、
野菜が喉や血管の細胞という細胞をうるおすし、
エマダツィを混ぜて食べるブータンの焼きそばや、卵は力がみなぎってきます✨
ブータンの食事で、おかわりもして、一番がっついたのは、このランチでした🐷💕
また、このランチを食べに登りたいと思いました(エッ? 😛
帰りは、行きの息切れはどこへやら。
足軽に、重力に身を任せて、進みます😃
もうね、下りしかないと思ったら、
何を見ても笑い転げる少女のように、何を見ても撮りまくってしまう📷✨
もう、どこで撮ったかも記憶にない ^^;
登山道の入り口付近にあるマニ車の小屋。
下山すると、登山口には、行きにはなかったお土産物屋さんが。
色とりどりのアクセサリーや、置物などが売られていました。
奥にはでっかい置物も。・・・アッ!
帰りは、途中、パロの街でお土産物屋さんを覗いたりして、ホテルへ。
明日の朝一番で、バンコク経由5時間トランジットで、日本へ帰ります。
ほんと、あっという間だった4日間。
帰国後、なんだか濃密すぎて、色々脳内整理が必要で、
写真を整理しながら、ブログにまとめ、早3週間。
旅の達人のような仲間達に刺激をもらい、ブータンの人々や自然、文化の素晴らしさを体感することができたのは間違いなく、いつもの一人旅とはまたちょっと違った、プライスレスな旅でした(๑´ڡ`๑)