『逆ロードマップ』のススメ
逆ロードマップ・・・!?
ナンノコッチャだと思いますが、意外と使えるんです٩(♡ε♡ )۶
というわけで、空いてたので勝手におじゃまさせていただいた、
Product Manager Advent Calendar 2016の8日目の記事は、
昔、担当した開発プロジェクトで、ふと思いついて、個人的に作っていたのが、案外好評だった「逆ロードマップ」について。
プロジェクトやプロダクト開発における『ロードマップ』というと、
みんなが同じ未来を見るための道先案内だと思いますが、それを逆に、
つまり、過去を見る・・・っていうと、
なんか、振り返ってばかりいて、ネガティブなイメージが否めないですが^^;
特に新規事業やスタートアップのプロジェクトだと、
最初って、どうしても、必要最小限のメンバーで始めると思うんです。
でも、事業の可能性が見えてきたり、外部要因でピッチをあげなければいけなくなった時、増員だったり、パートナーを迎えての開発体制になりますよね?
そんな時、起こること。
「え?なんで、これ、こんな仕様なんですか??😲」
昔、ベンチャー企業でエンジニアほぼ一人で色々やらせて頂いた後、
途中から中途で入ってこられた方々に、私は語り部のように
「ここはこういうビジネス的背景があって・・カクカクシカジカ・・」
と色々な職種の方に事ある度に話していたものです。
なぜ、そんなに語り尽くしていたかというと、
技術的にはトリッキーな要件も、例えば、飲食店向けのサービスなどは、
「ターゲットユーザーのリテラシーが低いし、PCを持ってる可能性が低いから、スマホ対応はマスト」
なんてこともあるかと思います。
この辺り、最近でいうと、UI/UXの分野で語られていることかと思いますが。
ちなみに、実装がトリッキーなのは辞めましょう^^;
プロダクトの開発要件は、みんなで共有されるものですが、
それを考えた人の思考回路まではなかなか反映されないので、、、
特に途中から入った人は、いちいち聞かなければ、
その背景までは知ること無く作業を進める😱ことになります。
ましてや、爆速で動いているようなプロジェクトの場合は、
最後まで知ること無く。。。
そんな、生き字引のように語り尽くした経験があったので、
数年前の比較的大きめの事業開発で、色々なポジションの人がアサインされ始めた頃、
どうしたものかと悩んで思いついたのが、『逆ロードマップ』でした。
逆ロードマップは、具体的にはこんな感じです。
記載する内容は、以下の3つだけ。
- その物事が起こった日時(マンスリーやウィークリーでまとめても)
- タイトル的なもの
- 関連する議事録などのURL(議事録には参加者も必ずいれましょう)
- 何があったかがわかる箇条書き(そこで大きくPJ的に変化が起きた場合は明記しましょう)
ちょっとした日記にストーリー性を持たせたようなものです。
未来を見るロードマップと比べると、やや粒度は細かくなるかもしれませんね。
でも、もし自分が途中でジョインしてきたメンバーだったとしたら?
「おお、そうか!このプロダクト、こんなに熱くディスカッションがされてきてここまでまとまって、こっちの方向を向いているのか!」
とか、元々のプロダクトの魂みたいなものも理解した上で、自分も初期メンバー同様にがんばれそうではありませんか?
是非、一度お試しあれ!(๑´ڡ`๑)
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次は、getsukikyu さんです!よろしくお願いします!!(`・ω・´)ゞ